最終回は良かったけど…「遺産相続弁護士 柿崎真一」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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先々週放送の第11話と先週の最終回をまとめての記事です。ご容赦のほどを…






日本テレビ  木曜23時59分
「遺産相続弁護士 柿崎真一」第11話(9/15)最終回(9/22)

主演…三上博史
脚本…川嶋澄乃(11)、林誠人(終)
演出…遠藤光貴(11)、白川士(終)





第11話は夭逝した画家が遺した絵をめぐって、その妻(高橋ひとみ)と、ゴーストだった友人(矢柴俊博)と、モデルになった女性(片岡礼子)がいざこざを起こす話。





役者も手揃いだし、テーマも面白そうで期待できたのに、脚本が今回初の人で、なんだか尻すぼみな感じで終わってしまいました。






がっかりした第11話とは一転、最終回は初回や第9話でもコンビを組んだ脚本・林誠人、演出・白川士が担当し、こんな感じでやってほしかった…というお手本的な最終回でした。





できれば、演出は変わっても、脚本は全て
林誠人に書いてほしかったです。





この作品のこうあるべきだというところをキチンと描けるのは、この人だけでした。






最終回は柿崎(三上博史)の娘(鈴木梨央)が登場。亡くなった柿崎の妻が生前書いた小説をめぐっての話でした。







二転三転の騙しあいに欲深い脇のメンバー
が程よくからみ、テンポが良かったです。







このドラマは大人の鑑賞に耐えうるビターで洒落た味わいを期待したんですが、なかなか脚本家の力量不足で不満の残る回が多く残念でした。





第11話の評価は…3
最終回の評価は…4