夫婦は共同経営者!?…「逃げるは恥だが役に立つ」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

あ~終わってしまいましたね。

…でも、続編かスペシャル版を作る気満々の終わらせ方でした。

 

 

 

 

きっと、またみくり(新垣結衣)と平匡(星野源)に会うことはできるでしょう。

今年見た連ドラの中で私めが最もハマったドラマでした。

ま~そういう方は多いことと思いますが…。

 

 

 

 

 

初回は10.2%で始まったこの作品は、最終回はなんと2倍を超える20.8%(関東地区)で終わりました。

ここまで視聴率が上がった作品は近年例がありません。

 

 

 

 

 

 

TBS 火曜22時

「逃げるは恥だが役に立つ」 最終回

 

主演…新垣結衣

脚本…野木亜紀子

演出…金子文紀

 

 

 

 

前回、平匡からのプロポーズを、それは「好き」の搾取だとつっぱねてしまったみくり。

そんな二人は話し合って、それなら共同経営者ということで…と、家事も分担してやることにします。

 

 

 

 

 

ここで登場するのが、なんと「真田丸」のパロディ。有働アナのナレーションが流れるオープニングを真似たり、合戦などで使っていた武将の顔つきCGを真似て、二人の家事分担の勢力図を見せたり、手の込んだパロディを見せてくれました。

 

 

 

 

聡明すぎて、面倒くさい方向へ物事を考えてしまう二人だからこそ陥ってしまう落とし穴に、みくりがはまり込んで落ち込んでしまう過程が描かれました。

 

 

 

 

家事を完璧にこなそうとしたのは、あくまで業務だったみくりは、実は掃除はあまり好きでない…とか分かって、その人間味が共感を覚えるしくみになっていて、最終回も脚本の巧みさに感心しました。

 

 

 

 

今までとは逆に平匡が落ち込むみくりを救うという展開も、平匡の成長もうまく描いていましたし、神社でのハグも「あ~ホントによかったな~」と思える温かいものでした。

 

 

 

 

 

面倒くさい思考の二人だからこそのラブストーリー。

これまでにない新しい形の恋愛ドラマとして、このドラマはテレビドラマ史に残る作品となりました。

 

 

 

 

 

メインの二人以外にも、かなりじっくり尺を使って、百合(石田ゆり子)と風見(大谷亮平)の恋の行方もしっかり描かれましたし…

 

 

 

 

 

まさかの百合の部下梅原(成田凌)がゲイだったというサプライズがあり、おまけにまだ会ったことのない好きな相手が、沼田(古田新太)だというWのサプライズには驚きました。

 

 

 

 

さらには、これまで登場しなかった日野(藤井隆)の妻が、藤井本人の妻である乙葉というサプライズキャスティング。

 

 

 

いや~いろいろやってくれて、大満足の最終回でした。

 

 

 

 

このドラマもいろいろ書きたいことがあるので、作品の総評はまた別の記事でたっぷり書きたいと思います。

 

 

 

 

とりあえず最終回の評価は…4