続いて、年間最優秀助演男優賞です。
各クールの受賞者は…
冬クール
松尾スズキ
「ちかえもん」
情けなくてさえない近松門左衛門を飄々と演じ、味わい深いものがありました。
心の声のナレーションに度々笑わせてもらいました。
春クール
永山絢斗
「重版出来!」
このドラマはヒロインを取り巻く人々の織り成す群像劇で、
個性豊かな脇役陣はみな好演でしたが、中でも新人漫画家の成長ぶりを繊細に演じた永山絢斗は、
ベテランの中でも一歩も引かない存在感を見せ、感性の豊かさを感じさせました。
夏クール
遠藤憲一、山内圭哉
「HOPE~期待ゼロの新入社員~」
この2人なくしてはこの作品はなかったほど、主人公を温かく導く姿は感動的でした。
どちらか一人というわけにはいかない絶妙なペアでした。
秋クール
星野源
「逃げるは恥だが役に立つ」
これまであまたあった恋愛ドラマの中では実にユニークなキャラクターを、ホントにそんな人なのでは?というリアルさで演じ、
現代的な恋愛ドラマの傑作を生み出すことに貢献しました。
以上5人の中から年間最優秀助演男優賞に選んだのは…
星野源
「逃げるは恥だが役に立つ」
助演というよりW主演と言ってもよいほどで、同性から見ても応援したくなる愛すべき人物になっていたのは星野源なればこそでした。
今後似たような役のオファーが殺到して困るでしょうね。