続いて年間最優秀主演女優賞の発表です。
各クールの受賞者を振り返ると…
冬クール
深田恭子
「ダメな私に恋してください」
深田恭子が深田恭子らしさを貫き、それが役とピッタリ合致した好例でした。
深田恭子侮り難しです。
春クール
黒木華
「重版出来！」
ピュアで一途な新人編集者がまわりに影響されたり、影響を与えたりを熱演。
クセの強い脇役たちの中でかすむことなくヒロインたりえたのは敢闘賞ものでした。
夏クール
北川景子
「家売るオンナ」
漫画チックなまでに極端なキャラクターを違和感なくシレッと演じたところに、この人の新境地を見ました。
米倉涼子の「ドクターX 」のようにハマり役と出会えば大ヒットもありえるでしょう。
秋クール
新垣結衣
「逃げるは恥だが役に立つ」
いや～～ホントに、新垣結衣を早くから応援してきた者としては、喜ばしい限りでした。
男性に媚びた感じのないさっぱりした可愛さが、新垣結衣が同性からも好かれる理由で、その本領を十分に発揮した役でした。
以上4人から年間最優秀主演女優賞に選んだのは…
新垣結衣
「逃げるは恥だが役に立つ」
黒木華と好勝負でしたが、やはり見ていて強く心を動かされたという意味で、新垣結衣を選びました。
今後、新垣結衣は「逃げ恥」の新垣結衣と呼ばれることになるでしょう。
彼女の女優人生でもエポックとなる役でしょう。