映画館でダラ~っとして見るか、深夜ドラマでニヤニヤしながら見るか…
福田雄一の作品って、その2つのどちらかかも知れませんね。
やはりどうせやるなら、福田雄一は「勇者ヨシヒコ」シリーズや「コドモ警察」のように、この世界が好きな視聴者を相手に深夜にとことん振り切ってやればいいのに…とは思うんですけどね。
日本テレビ 土曜21時
「スーパーサラリーマン左江内氏」
主演…堤真一
脚本、演出…福田雄一
ホントは脚本家って自分では演出しない方がいい…っていうのが私めの持論で、福田も誰かに演出を任せてもいいのに…って思うんですね。
自分の書いた脚本だと、それをよりブラッシュアップできないまま演出してしまうってことになり、脚本がダラ~っとしがちなんです。
これが他の演出家なら、台詞でこれは要らないって思ったら削るし、一度客観的な目が入るのはいいことだと思うんです。
この前の「勇者ヨシヒコ」もそうでしたが、どうも福田雄一もエラくなってきてしまって、誰も文句を言えず、ここはつまらないんじゃないんですか?って言える人がいないんじゃないか?ってところが結構ありましたからね。
今回で言えば、特に不満は鬼嫁のくだりが、あまり笑いになっていない…
主人公のダメっぷりを表現するのに、イマイチつっこんで描けていない生ぬるさを感じてしまいました。
部分部分笑えなくはないけど、期待しすぎだったところもあったのかもしれません。
ま~ちょっと様子見しますかね。
今回の評価は…