「ここにいるよ~」…(笑)「奪い愛、冬」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、回を重ねるにしたがってスゴいことになっています。






まるで日本の役者で演じている韓流ドラマみたい。
いや~ここまで振り切ってくれると、バカらしくても、つい見てしまいますね。






テレビ朝日  金曜23時15分
「奪い愛、冬」第3話

主演…倉科カナ
脚本…鈴木おさむ
演出…小松隆志






脚本の鈴木おさむはドラマよりむしろバラエティ番組の放送作家だった人ですから、視聴者を楽しませるツボが分かっていて、






確信犯的にこれを書いてるな…と思わずにはいられません。






日本ならかつてあった大映ドラマや昼メロ、私めはあまりよく知りませんが、韓流のドロドロ恋愛ドラマ。







そういったものを意識して書いているように思います。






ここまで脚本が振り切っていたら、役者もノリノリで演技できますから、脇のキャラクターがどんどんスゴいことになっていってます。







その最たる例が、ヒロイン光(倉科カナ)が昔の昼メロのように、よろめいてしまう元カレ信(大谷亮平)の妻、蘭役の水野美紀。







前クールでは「黒い十人の女」で売れない舞台女優のイタさを振り切って演じた水野美紀が、






今回はヒロインとその恋人を苦しめるヒール役をエッジのきいた演技で見せてくれてます。






今回で言えば光と信がキスしたら、クローゼットからいきなり現れて、
「ここにいるよ~!」には爆笑でした。






女高嶋政伸って感じですよ、もはや。
いいのかな?水野美紀。






あと、どんどんスゴいことになっていきそうなのが、嫉妬と疑念のあまり凶暴さを見せ始めた光の婚約者康太役の三浦翔平。






笑顔とのギャップがスゴいです。






あと、その康太を溺愛する康太の母親(榊原郁恵)は息子の婚前旅行先にズカズカ無神経にやってきて、





榊原郁恵の年齢を重ねてもうまくならない演技力にゾッとするし、







光を好きなのに相手にされず、その逆恨みで信をなじって土下座させる光の上司(三宅弘城)もどんどん態度がエスカレートしているし、







なんだかこのドラマ、メチャメチャです。
役者さんたちもヤケクソかもしれませんが…






今回の評価は…3