巻と真紀の最後の晩餐…「カルテット」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまで触れるチャンスが無くて書けてなかったんですが、初回の鳥の唐揚げに始まり、





このドラマには毎回必ず食卓を囲むシーンがあり、どの料理もとても美味しそうですよね。





これは映画「かもめ食堂」やドラマ「深夜食堂」「ごちそうさん」のフードスタイリストとして知られる飯島奈美さんの功績によるんです。






飯島さんの作る料理は気取りのない普通の料理が多く、それを美味しそう映すことに長けているんですよね。





今回の巻夫妻(宮藤官九郎、松たか子)の最後の晩餐のおでんもしみじみと美味しそうでしたね。






TBS  火曜22時
「カルテット」第7話

主演…松たか子
脚本…坂元裕二
演出…坪井敏雄




その前の回は怒涛のラストで、一気にサスペンス色が高まりましたが、





すずめ(満島ひかり)を縛ったのは幹生で、そこにバイオリンを盗もうと有朱(吉岡里帆)が入ってきて、





それを阻止しようと暴れた時に誤って有朱を突き落としてしまうのでした。





2階からだし、雪の上だから大丈夫だと思ってたらやはり、有朱はパチっと目をあけ、その場から慌てて逃げて行きます。





そんなドタバタがあり、逃げた夫、幹生と、逃げられた妻、真紀とのしんみりとしたシーンに。





幹生はコンビニ強盗の罪を償うために警察に出頭すると決め、その前に離婚届を出すことにしました。





(保証人の欄は誰が記入したのか気にはなりましたが…)






そして、最後の晩餐でおでんを食べるんですね。ここに至る夫婦の会話が淡々としていながら深いものがあり、






宮藤官九郎と松たか子の演技が光っていました。






真紀の目を通したカルテットのメンバーの話も、真紀はそういう風に見ているのかを改めて知ることができて興味深いものがありました。






今回の評価は…4