いろいろファジーのまま終わる…「カルテット」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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こういう終わり方か…と、このドラマらしい終わり方だな…と、いろいろ考えさせられる最終回でした。





TBS  火曜21時
「カルテット」最終回(3/21)


主演…松たか子
脚本…坂元裕二
演出…土井裕泰




真紀と別れて1年後から始まる最終回。
残された3人がその後をいかに過ごしているかがまず描かれました。






真紀に代わるメンバーを探してもなかなか真紀のようにはいかず、





演奏の仕事は減り、別の働き口をさがし、家森(高橋一生)は和食屋に変わったノクターン改め「のくた庵」で働くことに。






別府(松田龍平)は解散を言い出しますが、真紀のバイオリンを預かっているすずめ(満島ひかり)は、それを真紀に返さないと…と、真紀を探すことを提案します。






スキャンダラスにマスコミにも取り上げられた真紀は、執行猶予になっても男性とのデートらしき写真が雑誌に。







その写真から場所をつきとめ、3人はその近くで演奏をし、真紀を招き寄せます。






結局、4人またカルテットを組む生活に戻ることに。
スキャンダラスな真紀が出る演奏会ということで客を集めますが、







興味本位な客は帰ってしまい、聞きたい客だけが残ります。






それぞれの片思いがどうなるわけでも、真紀の養父殺しの疑惑が明かされるでもなく、





グレーのままでドラマは終わりました。
主題歌の歌詞の「大人は秘密を守る…」のままに。






大人の世界ってそういうこと多いですからね。曖昧なままにするって。







これはこれで良かったかも…。
最後まで悪女かそうでないのか分からぬ謎めいた雰囲気を漂わせた松たか子の演技に見入りました。






4人の演奏会にイケメン 外人にエスコートされて現れた有朱(吉岡里帆)の「人生ってチョロかったで~す」って言葉。







でも、きっと本性がバレていつか捨てられるんだろうな…と私めには思えました。







初回に出た鶏の唐揚げとレモンがまた出てくるのはご愛嬌でした。






さほど感動はありませんでしたが、余韻のある最終回でした。







最終回の評価は…4






総評はまた別の記事で。