人物の構図がより明確に…「犯罪症候群」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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キャストの演技力の安定感によるものですが、それを支える脚本や演出も悪くありません。






フジテレビ  土曜23時40分
「犯罪症候群Season1」第2話

主演…玉山鉄二
脚本…篠崎絵里子
演出…村上正典




第2話は初回より更に人物の構図がはっきりして見やすくなりましたね。





武藤(玉山鉄二)は環(渡部篤郎)に命じられ、誘拐事件を追い、





ジーニアス(要潤)に操られ、誘拐された子供たちの世話をしていた咲子(ミムラ)は、自分が犯罪の片棒をかつがされてたのか探り始め、






鏑木(谷原章介)は環に怪しいものを感じ、警察内部で自分なりに、事件を探ろうとする…





黒幕的な環の真意はいまだ謎のまま…ってところ。





母親の介護で息のつまる暮らしをしている咲子の閉塞感。
ミムラの演技力でついつい引き込まれます。





あと良いのは善か悪かが判別しにくい環役の渡部篤郎。
こういうつかみどころのない怪物的な人物を演じさせると渡部篤郎はがぜん光りますね。






この役を渡部篤郎が演じているのは、このドラマの重要なポイントですね。





あと冷静沈着そうな鏑木が、環の言うように心の奥に獣性を秘めているのが、谷原章介の演技からも分かって、こちらも今後の変化が気になります。






今回の評価は…4