このドラマを見る楽しみは、鎌倉の実在の場所が出てくるところで、
私めは鎌倉が大好きで何度も訪ねているので、あ~あそこだ!と観ていて嬉しくなります。
大島蓉子さんが演じている魚屋さんの「魚福」は妙本寺というお寺に向かう途中に実在する魚屋さんですし、
今回、男爵(奥田瑛二)が鳩子(多部未華子)にうなぎをご馳走するうなぎ屋のつるやも、長谷に向かう道沿いにある老舗のうなぎ屋さんです。
一度、食べてみたいなと思っていてまだ実現していないつるやのうな重、美味しそうでしたね。
それにまつわる鳩子のエピソードも良かったですが…
NHK 金曜22時
「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」 第3話
主演…多部未華子
脚本…荒井修子
演出…榎戸崇泰
今回の代書の依頼は、男爵からの旧知の人の借金の依頼への断り状と、出版社の編集者をしている元カレ(松澤傑)からの大御所作家への執筆依頼。
男爵の方はしぶしぶ書きましたが、元カレの方はぴしゃりと断りました。まあそれが彼のためには良かったんですけどね。
人に接する時の鳩子の凛とした感じがいいですよね。
反発していた祖母(倍賞美津子)に結局似ているというのがよくわかります。
このドラマは含蓄のあるセリフがよく出てきますが、今回は祖母が幼い鳩子に話した人間はうまくいかないことの方が多いけどどうしたらいいかの話は深いな~と思いました。
今回の評価は…