捜査一課長はワルばかり?…「小さな巨人」第6、7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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同じクールにテレビ朝日では「警視庁捜査一課長」というドラマを放送しているのに、まるで喧嘩を売るかのように、




TBSのこちらのドラマには次々と悪い捜査一課長が出て来ます。




TBS   日曜21時
「小さな巨人」第6話(5/21)、第7話(5/28)

主演…長谷川博己
脚本…丑尾健太郎、成瀬活雄
演出…渡瀬暁彦(6)、池田克彦(7)




ここ最近、話題になってる元TBS記者の準強姦疑惑の不起訴問題。




所轄が逮捕をしようとしたら阻止され、捜査一課が所轄から取り上げ調査して不起訴。






と、まるでこのドラマにそっくりなことが現実でも起きていて、にわかにタイムリーなドラマになりました。



現実の捜査一課長はどんな人なんでしょうね。





第6話からは豊洲署編へ突入。
香坂(長谷川博己)は横滑りの異動。山田(岡田将生)も立回り方が度を越していたので、同じ所轄の一刑事に。





人事にいた三島(芳根京子)も自ら志望して、豊洲署の刑事に。
どうも都合良くキャストを配置換えしたな…という感じで…




一番驚いたのは、芝署の刑事だった渡部(安田顕)が山田がいなくなり空いたポジションに入ったこと。






こりゃ、いくらなんでも⁉で、あまりのご都合主義に萎えましたね。





このドラマのプロデューサーお得意の、テレビの人気者キャスティング。
芝署編では春風亭昇太、桂文枝、堀尾正明でしたが、




豊洲署編では、和田アキ子と梅沢富美男が登場。
梅沢富美男は役者さんですからまだしも、和田アキ子のガチガチに緊張した演技はとても見てられません。





そんなこんなに加え、山田の行動が不可解すぎたり、三島がなぜかかばったり脚本にも無理が多くて、第6話の評価は…





続く第7話は、山田が協力していた内偵中の刑事(ユースケ・サンタマリア)が殺され、現場にいた山田が逮捕。




誰が殺したのか?元捜査一課長で、今は学園の専務の冨永(梅沢富美男)が怪しいと睨んだ香坂が、




小野田(香川照之)にかけあい、任意同行まで持ち込むが…って話。





香坂の学習能力のなさには呆れるばかりで、どうせ小野田にうまくかわされるに違いないと思ったら案の定でした。




小野田は冨永の元部下なんですから、そりゃそうなりますよ。





梅沢富美男が楽しげに悪役を演じていて迫力があります。悪役は手強そうでないとね。
ペンを簡単に落とす人には見えませんけど…。





あれは脚本がひどいです。
和田アキ子は最小限しか出てきません。
ゼリフも減らしたんでしょうね。






だったら他の人でいいのに…。
小野田の言う100%の覚悟が今回は200%の覚悟になり、





次回予告では300%の覚悟になってました。
何%までなるんですかね。




香川照之の大芝居がツボです。
今回は楽しめたので…