また同じ文句になってしまうけど…「コード・ブルー」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマに関しては、ずっと同じ不満を書き続けているようで、




また同じようなこと書いてるのかと思われるかもしれませんが、残念ながら今回もまたそういうことを書かざるをえません。






部分的には良いシーンがあるだけに、惜しいんですね。それがこのドラマを好きで見てきた者としては悔しいんです。





フジテレビ  月曜21時
「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」第9話


主演…山下智久
脚本…安達奈緒子
演出…西浦正記、葉山浩樹




まず、一番の不満は橘(椎名桔平)の息子の心臓移植のエピソードは、今回まで小出しにして引っ張ってくる必要はあったのか?ということ。





ドナーが現れて、ようやく移植できることになって、良かったと思ったら、





息子は医師である父親が大好きだから、他の子の脳死を願うのがイヤで、自分は移植を受けたくないと言い出し…って展開に。




望まない移植で得た命で生きねばならなくなるのはツラいのではと橘は悩みますが、緋山(戸田恵梨香)のあと押しで思い直し、移植を受けいれ息子にも告げます。





嫌われても生きてほしいと涙ながらに言うシーンは胸を打たれる良いシーンでした。




しかし、だったら、いろいろなエピソードの中の1つみたいな扱いにはして欲しくなかったです。





車イスラグビーの選手の死との対比で、2つのエピソードをじっくりとで良かったのではないでしょうか?





車イスラグビーの選手の話も心打たれましたが、扱いがこちらもぞんざいで、





ハイ!ここで泣いて!みたいな感じが、どうも私めには抵抗がありました。





ずっと引っ張っている奏の手術後やら、緋山と
緒方(丸山智己)の恋バナやら、名取(有岡大貴)の後継ぎ話やら、灰谷(成田凌)のPTSDやら、




いろいろな要素がチョコチョコ挟まるので、寸断されるわ、余韻はないわ、で、




今回の脚本家はつくづくデジタル思考の人なんだなと思わずにはいられません。




今回、一番驚き、ガッカリしたのは冴島(比嘉愛未)が事故現場で、藤川(浅利陽介)に危険な現場に行かないでと頼むところ。





冴島はそんなこと言う人ではないのに!
幻滅しました。





今回の評価は…