なぜ数学や物理を勉強しなければいけないの?「先に生まれただけの僕」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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数学教師をクビにした鳴海校長(櫻井翔)は、次の数学教師が見つかるまで、自らが教壇に立って数学を教える…と無茶なことを言ってしまうのですが…

 

 

 

 

日本テレビ 土曜22時

「先に生まれただけの僕」第3話

 

主演…櫻井翔

脚本…福田靖

演出…水田伸生

 

 

 

 

これまで2回よりは可能性を感じたというか、今後良く

なっていく兆しは見えてきたかなと感じました。

 

 

 

 

このドラマは脚本のお福田靖が原案も兼ねていて、福田氏がかねてから教育の現場に感じている疑問を、学園にとって異物の校長を放り込むことであぶり出そうとしているんだな…と分かってきたからです。

 

 

 

 

今回で言えば、教師は自分の教える教科をなぜ勉強しなければならないのか、社会で生きていく上で必要なのかと生徒に聞かれた時に、ちゃんと答えられるのか?という疑問を提示していました。

 

 

 

 

 

私めも、無精者でしたから、どうせ将来の自分に必要ないと数学や物理など理数の教科は早々にあきらめ、文系の国語、英語と、好きな日本史ばかりを勉強して私立大学の文学部を受験しました。

 

 

 

 

だから、教師にあんなことを問い詰める生徒は、自分がそれを勉強しなのを正当化しようとしているだけ…だってことは分かります。

 

 

 

 

しかし、教師たるもの、それを聞かれたらオロオロするようではいけませんよね。

 

 

 

 

なので、鳴海と違ってアクティブラーニングの授業を見事にやってのけた英語教師の島津(瀬戸康史)が、これから英語が生徒たちの世代にとっていかに必要になっていくかを滔々と語るシーンは、拍手したい気持ちになりました。

 

 

 

 

鳴海にやっと頼もしい助っ人が現れましたね。

こうして一人ずつ教師の協力が増えていくんでしょう。

 

 

 

 

それに引き換え、授業で答えられなかったので、わざわざ全体集会を開いて、改めて数学を学ぶ意義を語った鳴海でしたが、私めにはあまり納得のいく説明ではありませんでした。

 

 

 

 

しかも、あんな場でまたデジタル万引きの話を蒸し返すことはないのに…とちょっとがっかりもしました。

 

 

 

 

櫻井翔が演じるとカッコいい感じになるんですけどね…。

 

 

 

 

視聴率も盛り返したようですし…

(10.1%→7.5%→10.5% 関東地区)

ま~今後に期待します。

 

 

 

 

今回の評価は…3