最後のスピーチに思うこと…「先に生まれただけの僕」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回の島津先生(瀬戸康史)のアクティブラーニングの成功を受けて、他の先生たちも、鳴海(櫻井翔)にすすめられ、アクティブラーニングを始めます。




ただし、受験を控えた3年生は、今まで通りの授業だったので…




日本テレビ  土曜22時
「先に生まれただけの僕」第4話

主演…櫻井翔
脚本…福田靖
演出…水田伸生




なぜ、自分たちだけアクティブラーニングをやらせて貰えないのか?線引きされることを不条理のように3年生は不満に思うのです。




後輩に危害を加える3年生まで出てきたので、鳴海は3年生を体育館に集め、スピーチを行います。



世の中には不条理なことは沢山ある。
この先、君たちはそれと向き合っていかないといけない…ってわけです。




今後の進路が就職、専門学校、大学に分けて、現実にこの先起こりうることを語って聞かせます。




これは、脚本の福田靖が日頃思っていることを代弁させているんでしょうが、




かなりシビアにぶっちゃけたことを語っていました。
特に大学で学びたいこともないのに、いい会社に就職するために入るということの愚かしさは、私めも以前から思っていたことです。




ま~、君たちのレベルでは大学に入っても就職は有利でない…っていうのは言い過ぎですけどね。




偏差値の高い大学の学生が社会に出ても優秀かというと、そうとは限らないと企業側も気づき始めて、多様な大学から採用するようになりつつありますから…。



ま~、学園ドラマでここまでぶっちゃけたことを語るドラマはなかったので、新鮮ではありましたが…。




どうも、それを勝ち組感たっぷりの櫻井翔が語ると、どうしても上から目線になってしまって、冷徹に見えかねないのが損でした。





アクティブラーニングの導入は賛成ですが、そればっかりでいいのか?ってのはありますしね。





どうも、このドラマ、魚の小骨がノドにつっかえたような感じのドラマです。




今回の評価は…