愛すべき登場人物たちとの別れ…「監獄のお姫さま」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今クールもさまざまな連ドラの最終回を見てきましたが、このドラマの最終回が素晴らしかったのは、





端役に至るまで、登場人物の一人一人に愛着ができていて、もうこの人たちを見られないんだと思えたことでした。






それは脚本の宮藤官九郎がいかにそれぞれの人物を魅力的に描いてきたかの証でもあるわけです。





TBS  火曜22時
「監獄のお姫さま」最終回

主演…小泉今日子
脚本…宮藤官九郎
演出…金子文紀




最終回で際立っていたのは吾郎(伊勢谷友介)の極悪非道ぶりでした。





自分の生い立ちを語るシーンでは、回想に父親役で登場。自分のにも出てくるのかと笑えました。




CMのチビ社長は吾郎少年だったんですね。
しかし、殺させたんではなく、実行犯とは…。





背中にナイフを自分で刺すくだりにはゾッとしましたね。




頼りなかったけどノブリン(塚本高史)、よく頑張りました。
部下に言う「かわいいオバサンはかわいいまま」理論には思わず頷かされました。





ラストはそれぞれ落ち着くところに落ち着いてめでたしめでたし…。





しっかりと構築されたよくできたお話に満足感たっぷりの最終回でした。






クドカンの脚本、お見事でした。





今回の評価は…