去る者戻る者とどまる者…「コウノドリ」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの原作コミックはまだ連載中なので、こちらの連ドラも今後まだまだ続けていけるわけで、





主な登場人物たちの数名が新たな道を歩み出した今シーズンの最終回は、ゆくゆくまたその後の彼らの姿が見られるだろう期待を抱かせる終わり方でした。






TBS  金曜22時
「コウノドリ」最終回

主演…綾野剛
脚本…坪田文
演出…土井裕泰




前回、出生前診断で生まれてくるわが子がダウン症の可能性が高いと知り、一旦は中絶を決めるも、





処置直前にやはり産みたいと言い出した透子(初音映莉子)のその後が今回は丁寧に描かれました。





両親の前で、自分の子供がダウン症であることをどうとらえたらいいかを比喩で表現した「オランダにようこそ」という詩を読んで理解を求めるシーンは、





その詩の内容かすばらしく感銘を受けました。
いざ産むと決めてもまだためらったり、不安を感じるのも偽らざる感情でしょう。





それに寄り添い、やさしく背中を押すペルソナのメンバーも素晴らしかった…
出産シーンも感動的でした。




一方、小松(吉田羊)の助産師仲間の武田(須藤理彩)の出産シーンはショッキングでした。
あわや亡くなるかと思いきや、救命の下屋(松岡茉優)らも尽力し一命をとりとめました。





「生きろ~‼️」という小松の叫びが耳に残りました。
出産は死と隣り合わせである恐ろしさを改めて考えさせてくれました。





今シーズンもこのドラマは、赤ちゃんが健やかに産まれることがいかに尊いことかを教えてくれましたね。





小松も四宮(星野源)も白川(坂口建太郎)も、それぞれ新たな道を歩むべく、ペルソナを去っていきました。




ペルソナにとどまるサクラ(綾野剛)や下屋、今橋(大森南朋)には、これからも過酷な日々が待ち受けているでしょう。




新井(山口紗弥加)や角田(清野菜名)が戻ってきてくれたのは、次のシリーズへの期待をつないでくれました。





最終回の評価は…





今回のシリーズも丁寧にさまざまな妊婦さんたちやそれをとりまく人々を描いてくれて、多くの感動を与えてくれました。





何年後になるか分かりませんが次のシリーズを心待ちにしたいと思います。