各クール、全作品終了後に、私めが最終回まで見続けた作品を対象に各部門賞を発表しているドラマアカデミー賞。
今クール最終回まで見た作品は…
「明日の約束」
「監獄のお姫さま」
「奥様は、取り扱い注意」
「ドクターX」
「刑事ゆがみ」
「ブラックリベンジ」
「コウノドリ」
「先に生まれただけの僕」
「陸王」
以上9本でした。
リタイアしたのは…
「民衆の敵」
「オトナ高校」
「さくらの親子丼」
「フリンジマン」
「今からあなたを脅迫します」
の5本でした。
それでは発表していく部門ですが…
最優秀新人賞
最優秀主題歌賞
最優秀脚本賞
最優秀演出賞
最優秀助演女優賞
最優秀助演男優賞
最優秀主演女優賞
最優秀主演男優賞
最優秀作品賞
以上9部門です。
まずは…
最優秀新人賞
金子大地
「明日の約束」
「下北沢ダイハード」にゲスト出演した時も気になった人ですが、今回はレギュラー出演でしっかり見ることができました。
私めは若手俳優の良し悪しを目に力があるかでよく判断しますが、この人もまっすぐないい目をしています。
来年どんな活躍を見せるか要注目ですね。
このドラマで自殺してしまう圭吾役の遠藤健慎も候補に入れてました。繊細な演技が光ってましたね。
あと、「コウノドリ」の研修医役の宮沢氷魚は存在感はありましたが、演技はまだまだ堅くて、受賞には至りませんでした。
続いて…
最優秀主題歌賞
「コウノドリ」主題歌
「奇蹟」Uru
「陸王」の「ジュピター」とは好対照に、感動をことさら煽ろうとしない曲調で、このドラマにはふさわしい曲でした。
感動の余韻をしみじみ感じさせ、無事な出産がいかに奇跡なのかをひしひしと伝えてくれるようでした。
あと、主題歌ではありませんが、「監獄のお姫さま」の劇中歌「朝ごはんの歌」「昼ごはんの歌」「晩ごはんの歌」「ザンゲ体操第二」もみなクドカン作詞がシュールでクセになる曲でした…(笑)
最優秀脚本賞
「監獄のお姫さま」宮藤官九郎
「コウノドリ」の脚本も素晴らしかったんですが、相手が悪かった。
「コウノドリ」は原作あってのものですが、こちらは完全オリジナルですから、宮藤官九郎の話の組みたて方、人物造型、愛すべきキャラづけ、
さまざまなリピートや小ネタの散らばせ方、連ドラならではのクセになる仕掛けがお見事でした。
連ドラの特性を活かす作り方のお手本とも言えます。
最優秀演出賞
「コウノドリ」
土井裕泰、山本剛義、加藤尚樹、韓哲
今シリーズも周産期医療の医療スタッフや妊婦さんやその家族を、実に丁寧に温かな目線で描いていて、
スタッフの真摯な仕事ぶりには頭が下がりました。
毎回ゲストの妊婦役の女優さんたちが良い演技だったのも演出力によるものもあったでしょう。
明日は演技賞の発表です。