取り上げたテーマがテーマだけに…「グッドドクター」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第2話のテーマは女子高生の早産で、産まれた赤ちゃんが超未熟児で命の危険があり…って話でした。




小児外科を扱うドラマとしては、いきなりそこ?と面食らう非常にデリケートなテーマでした。





フジテレビ   木曜22時
「グッドドクター」第2話

主演…山﨑賢人
脚本…徳永友一
演出…金井紘




たださえ、このドラマは主人公が単なる自閉症とはまたちょっと違うらしい障害を抱えていて、扱いに配慮が必要な主人公であるのに…





そこにまた更にいろいろな問題をはらむ女子高生の早産なんてものを持ってくると、丁寧に描かないといけない部分が抜け落ちて、作りが雑に感じてしまい、素直に感動はできませんでした。




赤ちゃんを助けるか、手術をあきらめるかだけの問題じゃないですからね。
学校はどうするのか?父親は?普通に産まれなかった子を引き取る里親はいるのか?




母親と娘で簡単に決められることじゃないと思うんですが…
「コウノドリ」なら2話続きで扱うようなテーマですよね、これって。




医者たちも院長を含め、責任を誰が取る取らないばかりで、そこにも違和感がありました。




病院の中でも患者の扱いがデリケートな小児外科にあえて湊(山﨑賢人)をつかせてるんですから、




病院側もしっかりと指導して、患者や保護者との衝突は避けさせるべきでしょうね。




この繰り返しを毎回見せられたら辟易とします。




制作スタッフはもっと丁寧にドラマ作りをして欲しいと、今回痛感しました。




キャストに否はありません。
脚本、演出の問題です。
今回の評価は…