仕置人は井沢でも東堂でもなく…「絶対零度」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は新たなエピソードではなく、前回の続きでもあり、ここまでホントはそいつが悪いのに裁かれない悪人を、密かに殺してきた仕置人は誰なのかが明かされる…前半のまとめ的な回でもありました。




フジテレビ 月曜21時
「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」第6話

主演…沢村一樹
脚本…浜田秀哉
演出…佐藤祐市



今回の記事はがっつりネタバレしますんで、まだご覧になってない方は、見てから読んでくださいませ。



前回のラストの川上殺し、いかにも井沢(沢村一樹)がやりました…って感じになりすぎていたので、内心怪しいなと思っていましたが、




やはり、井沢ではありませんでした。
そりゃそうですよね。こんなまだ中盤に主人公が殺人者って分かったら、残りの回をどうすんだ?って話ですからね。




だったら、予告で何だか派手に泣いてた東堂(伊藤淳史)か?ってなるわけですが…





確かに無差別殺傷事件の被害者である東堂も怪しいものの、だったらミハンシステムなんて大げさなものを作らなくてもできそうな気もするし…




…で、実はミハンチームで実直に仕事をしてくれていた田村(平田満)が犯人で、田村も東堂が被害にあった事件で婚約者を亡くしていたのでした。




当時、田村は所轄の刑事で、その犯人が何かしそうな危険人物と分かっていたのに、上司に聞いてもらえず、犯行を未然に防げなかったのです。




東堂は田村がそうだと知ってたみたいですが、だったらもっと早くに気がつきませんかね。




大体、ミハンシステムは井沢は割り出したのに東堂や田村はスルーって、それもおかしいんですけどね。





後出しジャンケンっぽくて、ちょっとしらけましたけど、平田満がここまで田村を愛すべきキャラクターとして演じてきただけに、



その自殺シーンは、ちょっとグッと来ました。
もう1人の愛すべきキャラクター、南(柄本時生)の悲痛な叫びが胸に響きました。




しかし、ここで田村が抜けるのは痛手ですね。
せっかくチームがいい感じになっていたのに…。





後半はどんな感じになるんでしょうか?
今回はちょっと甘めで…