届かぬ思いの切なさ…「dele」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は二組の男女の恋愛にまつわるエピソードでした。




橋本愛と柴咲コウ。このところ地味めなキャスティングが続いたので華やかで、これまでと違う雰囲気の回となりました。




テレビ朝日   金曜23時15分
「dele」第5話

主演…山田孝之、菅田将暉
脚本…本多孝好
演出…常廣丈太





今回柴咲コウが演じるのは圭司(山田孝之)の元カノ。生徒と教育実習生の関係から始まった仲で、別れた後も1年に1回は会っているようで…




この二人のやりとりは、脚本が今回は初回同様に原案者であり、小説家の本多孝好だけに、





台詞が説明過多にならず、行間にさまざまなニュアンスが込められた、大人の恋愛の洒落たやりとりでした。





なかなか最近のテレビドラマでは見ることのできないものでした。
経験豊かな山田孝之と柴咲コウが肩の力を抜いてさらりと演じている空気感も絶妙でした。





山田孝之もそうですが、柴咲コウも大人になったな~とちょっと感慨深く見ました。





一方、菅田将暉と橋本愛のお互い身分を偽ってのやりとりは、ミステリアスでスリリングで、オチはまさかの幼い頃から慕っていたカレは同性愛者だったというもの。





こちらもあからさまに描かずに、いろいろと想像させ、考えさせる見せ方で、





いかに昨今のドラマが、何でも見せすぎ、説明しすぎているかを思い知らされる回でした。






今回の評価は…