性暴行を受けた少女の告白…「透明なゆりかご」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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産婦人科ではこういう患者さん(…患者ではないですね、妊婦でもないし…何て呼んでいいのか…)も、来院するんですね。




これまでもシビアな題材を扱ってきたこのドラマですが、今回はとりわけシビアな題材でした。




NHK  金曜22時
「透明なゆりかご」第9話

主演…清原果耶
脚本…安逹奈緒子
演出…鹿島悠




冒頭からただならぬ雰囲気に包まれる由比産院。来院する女性はかなりデリケートな状態のようで、男性を避けるべく由比院長(瀬戸康史)は女性の産婦人科医師を探し、出産間際の夫婦の夫にもあまり部屋から出ないように注意するほど…。





榊婦長(原田美枝子)と望月(水川あさみ)が担当し、他の看護師やアオイ(清原果耶)は接触もしないように言われます。




レイプされた少女が来るんだなと予想したら、現れたのはそれよりもまだ幼い少女でした。





たまたま覗き見て少女の顔を見てしまうアオイ。それは図書館でよく会い親しく話す亜美という子でした。





何があったのか?誰に暴行を受けたのか?
語ろうとしない亜美。





由比の元妻の長谷川(原田夏希)が助っ人に来て、丁寧にケアしながら調べたところ、性的な暴行は今回だけでなく、何度も習慣化しているらしいことが分かります。





この時点で母親が再婚した継父が怪しいと分かるわけですが、





亜美は母親を気遣ってか、話そうとはしません。





本来はやってはいけないのに、親しい間柄なので、寄り添うようにアオイは心をほぐし、事実を聞き出します。




重苦しい事実。これは現実にも結構ある話で、亜美や母親の気持ちに立つと何ともやりきれないものがありますね。





綺麗ごとにせず、あくまでリアルに描くこの作品の意欲に頭が下がります。





気持ちが滅入っているアオイに、母親(酒井若菜)が語りかける言葉に救われるものがありました。





今回の評価は…