2018夏ドラマアカデミー賞…最優秀主演男優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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続いては最優秀主演男優賞の発表です。




今クール、男優主演作品で私めが最終回まで見たのは以下の5作品でした。





「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」
沢村一樹




飄々としていながら、時おり凄みをちらつかせるこういう役は沢村一樹の得意とするところ。




殺された妻子の復讐に燃える表情はまるで別人のようでさえありました。




しかし、いくら気魄の演技をしても作品の出来が追い付きませんでした。





「ラスト・チャンス~再生請負人~」
仲村トオル




良くも悪くも仲村トオルは仲村トオルでしたね。
再生請負人としてのプロフェッショナルさより、熱い人情家としての面が強いのが彼ならではでした。




変に小細工せず、まっすぐに演じるところに、仲村トオルの強みがありますね。






「ハゲタカ」
綾野剛




今回のこの人の役作りへの疑問は散々記事に書きましたので、ここでは略します。





「グッド・ドクター」
山﨑賢人



難しい役に挑んだ意気は評価します。
ただこうした役でとかく役者の演技力を高評価する風潮が私めは不満な方なので、健闘をたたえるにとどめたいです。





「dele」
山田孝之、菅田将暉



このW主演は期待通りに、それぞれの良さがぶつかり合い、見ごたえのある競演でしたね。




山田孝之の静と、菅田将暉の動、その対比が毎回ストーリーにうまく活かされ、それぞれ魅力的でした。






以上6人から最優秀主演男優賞に選んだのは…





「dele」
山田孝之、菅田将暉




これは文句なしの受賞でしょうね。
二人にあて書きされたオリジナルだけに、はまり役なのは当然かもしれませんが、





先輩山田孝之の胸を借りて、自分らしさを伸び伸びと演じた菅田将暉と、




そんな後輩菅田将暉の勢いに刺激を受け、負けてなるかと、気を入れて演じた山田孝之。





そんな相乗効果が作品の質を更に高めました。
是非とも続編、または映画化を希望します。