テレビ朝日 木曜21時
「リーガルV～元弁護士・小鳥遊翔子～」最終回
主演…米倉涼子
脚本…橋本裕志
演出…田村直己
最後まで勢いとノリ任せの雑な展開のドラマだったな～という感じでした。
これまでの記事で散々、ヒロインの小鳥遊翔子を元弁護士という設定にして制作スタッフは自分たちの首を絞めたことは書いてきましたからもうそれについては書きません。
最終回は向井理が美味しいところを持って行ったな…というのと、小日向文世が気張って大芝居したな…ということくらい。
ホントに今関東地区で夕方再放送している「HERO」は脇のメンバーをうまく活かして作っていますが、
このドラマはどの役者も不完全燃焼に終わったろうな…としか思えません。
小難しいことを考えずに気楽に見て楽しめるから視聴率は「ドクターX」ほどではないにせよ、それなりに良かったんでしょうが、
今クール最高の視聴率がこれで、テレビ朝日が気を良くして、またこんな感じで作られたらイヤだなと正直思います。
私めは「勝てば官軍」というのは嫌いです。
作るなら、もっと脚本作りに時間をかけて、複数の脚本家でいいですから、法律や裁判についてしっかりリサーチし練り上げた脚本で作って欲しいです。
米倉涼子主演で脇を豪華にかためて、痛快な感じなら良いんでしょう？では、困ります。
最終回の評価は…