2018秋ドラマアカデミー賞…最優秀主演女優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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続いては最優秀主演女優賞です。

私めが最終回まで見た対象10作品のうち、女優主演作品はわずか3作品でした。

その3人とは…。

 

 

 

 

新垣結衣

「獣になれない私たち」

 

 

う~ん、残念な作品でしたね。

このドラマの制作スタッフは大ヒット作「逃げるは恥だが役に立つ」の新垣結衣とは違う一面を引き出したかったのかもしれませんが…

 

 

 

それは決して成功したとは言えませんでした。

むしろ、新垣結衣本来の良さを殺すような演出も見られ…気の毒にも思えてしまったほどです。

 

 

 

 

「逃げ恥」はガッキーの可愛さをとことん追求するドラマでした。

その目的意識が統一されていたからこそ揺るぎない作品になったのです。

それがこの作品にはありませんでした。

 

 

 

 

仕切り直してTBSでまた野木亜紀子脚本・新垣結衣主演のドラマを見たいです。

 

 

 

 

 

 

米倉涼子

「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」

 

 

 

 

いくら米倉涼子主演でも「ドクターX」のようにはいきませんでしたね。

主演級の役者がゾロゾロと出ている中で、私が主演よ!って強い存在感を示せる堂々たる風格には敬服しましたが、

 

 

 

 

 

「ドクターX」と違って、ヒロイン自体が弁護士の資格が無く法廷に立てないのがネックでした。

視聴者は痛快さを求めたのに、どうしてもそこが中途半端になってしまったからです。

シリーズ化するんでしょうけどね…

 

 

 

 

 

 

戸田恵梨香

「大恋愛~僕を忘れる君と~」

 

 

 

 

若年性アルツハイマーにむしばまれていく女医が、愛読書の作家と出会い、恋に落ち、病とも向き合っていく姿を、時に毅然と、時に可愛らしく、時にデリケートに、多面的な演技で見せてくれました。

 

 

 

 

相手役のムロツヨシと作り出す自然な感じは、リアリティーを生み、ヒロインを応援したい気持ちにすんなりとさせてくれました。

とかく難病ものを演じると評価されがちですが、単純にそれだけではないところに戸田恵梨香の技量の高さを改めて感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上3人の中で最優秀主演女優賞に輝いたのは…

 

 

 

 

 

戸田恵梨香

「大恋愛~僕を忘れる君と~」

 

 

 

これは今クールの早い段階から決めてました。

戸田恵梨香だな…と

 

 

 

 

最後まで裏切ることなく演じ切りました。

真司(ムロツヨシ)の回想で使われた尚(戸田恵梨香)のさまざまな表情は胸をしめつけられました。

戸田恵梨香の女優人生の中でも代表作の一つにあげて良い役だったと思います。