2018年間ドラマアカデミー賞…最優秀助演女優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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大晦日恒例、冬春夏秋、各クール終了後に決めた受賞者から年間最優秀を選ぶドラマミタローの年間ドラマアカデミー賞です。





まずは年間最優秀助演女優賞から…




各クール受賞者は…



冬クール


市川実日子
「アンナチュラル」


ヒロイン石原さとみの良き理解者で相棒的な存在を好演。
この人はもっと評価されてしかるべき名脇役女優さんです。将来樹木希林さんのようになれる可能性を秘めてます。





春クール


稲森いずみ
「モンテ・クリスト伯~華麗なる復讐~」



このドラマでの稲森いずみの振りきりっぷりは凄みがありました。
優等生的な役が多かった人が、自分の息子と知らず近親相姦してしまう女性を熱演。
ひと皮むけましたね、この人。





夏クール


尾野真千子
「この世界の片隅に」



クセの強いヒロインの出戻り小姑を、憎たらしげでも、実は優しく情にもろい側面もしっかりと匂わせて演じました。




主演より、こうした脇で存在感を示す役の方がこの人は光るなと感じた役でした。





秋クール



大政絢
「昭和元禄落語心中」



暗い境遇を経て、花街に生きる薄幸な芸者みよ吉を華やかな中に哀れさをにじませ演じました。




惚れた相手を愛しすぎるあまりに不幸にしてしまうような危うげな感じが、たくまず出ていて見事な芸者っぷりでした。





以上4人の中で年間最優秀助演女優賞に選んだのは…





大政絢
「昭和元禄落語心中」




今後のこの人の更なる活躍を期待したい気持ちもこめて選びました。
直近のクールなので印象が強く残っているせいもあるかもしれませんが…





ただ、惚れっぽさゆえに身を滅ぼす女の悲運を
切なく演じた技量は大いに評価できます。