そんな若いながらも実力派の杉咲花が、クセの強さでは群を抜いている脚本家、遊川和彦と初めてタッグを組む作品です。
テレビ朝日 木曜21時
「ハケン占い師アタル」
主演…杉咲花
共演…志田未来、間宮祥太朗、志尊淳、板谷由夏、及川光博、小澤征悦
脚本、演出…遊川和彦
演出…日暮謙、伊藤彰記
脚本家でありながら、収録スタジオに顔を出して演出に口を出すことで知られている遊川和彦。
朝ドラの「純と愛」でヒロインの夏菜を厳しく叱責した話は有名です。
…で、映画では2年前に「恋妻家宮本」という作品で自ら監督を務めた遊川和彦が、ドラマでも初めて演出を務めるそうです。
ドラマの脚本家で演出も兼ねるのは福田雄一や、宮藤官九郎などごくわずかの人だけ。
あの三谷幸喜も映画や舞台は演出してもドラマは演出しませんからね。
遊川和彦が自分の脚本をどう演出するか気になりますが、他人に厳しい人は大抵自分には甘いものなので、あまり良いことではないような気はします。
杉咲花なら遊川和彦の要求にも応えられそうなので、そこは安心ですが…。
そのヒロインは、派遣社員でイベント会社に勤める的場中(あたる)。
彼女には目を見るとその人の原風景や、今の心象風景が見えてしまう特殊能力があり、それを使って正社員の悩みを次々に解決していく…って話だそうです。
ちょっとユニークなオフィスものになりそうですね。コメディタッチで気楽に見られる…
ま～遊川和彦のお手並み拝見としましょう。
視聴率の予想は…10～11％
この枠自体に力がありますからね。コケることはまず無いでしょう。