結局、商売上手のサンチー…「家売るオンナの逆襲」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、ベテラン大石静の脚本だけあって、なかなかしぶとい作りになっています。





題材の選び方も前回のユーチューバーや、今回のネットカフェ難民のような現代的なテーマを取り込み、





そこに風刺的な目線を向けながら、ヒロインを活躍させている。






そして、顧客の真の願いに寄り添った解決で人情ばなし風にホロリとさせながら、





その後、ドライにちゃっかり仕事に結びつけている。






二転三転の面白みを終盤に用意しているあたりが、なるほど上手くできていると感心する点です。





日本テレビ  水曜22時
「家売るオンナの逆襲」第2話

主演…北川景子
脚本…大石静
演出…猪股隆一





今回はゲストが泉ピン子なので、ウザい感じにならなきゃいいなと懸念してましたが、ま~何とか許せる範囲でした。






それも脚本がよくできてるからですね。
脚本がひどいと役者のクセの強さがたちまち気になり出しますから。





庭野(工藤阿須加)が介護つきの施設に連れていったら、介護士にお婆ちゃん扱いされ、怒って毒を吐くあたりは、泉ピン子ならではうまく使ってましたから…。




表面立って留守堂(松田翔太)と競わせず、水面下で競い合ってたことが分かるあたりも、ヒロインを立てるためにはうまいやり方と感心しました。





惜しむらくは、足立(千葉雄大)と留守堂のボーイズラブ的な要素は要るのか?とか、




やはりウザくてたまらない白洲(イモトアヤコ)は、もうちょっとどうにかならないのか?とか、





不満は無いわけではないですが、ま~ま~見ていられる作品です。




あと、懐石のコースばりの夕食を食べさせられてる屋代(仲村トオル)に同情します…(笑)




今回の評価は…