迫田の叩き上げ刑事っぷりの良さ…「メゾン・ド・ポリス」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は角野卓造演じる元叩き上げの刑事迫田がフィーチャーされた回でした。




大ベテランの名演を堪能できて見ごたえのある回でした。





TBS   金曜22時
「メゾン・ド・ポリス」第4話

主演…高畑充希
脚本…黒岩勉
演出…城宝秀則




子どもたちに柔道を教えている迫田は女の子に「老害って何?」と聞かれドキリとします。





私めも職場では将来「老害」にはなりたくないな~と、近頃思っているので、




自分を殺してもらおうと殺人依頼サイトを作った老人(清水章吾)に言った言葉は心に刺さりました。




「お前みたいなのを老害って言うんだよ!」
「次の世代の連中に残せるものがなければ、黙って死ぬのを待て!」




痛烈な言葉ですね。老いていくことのしんどさ、辛さを身をもって感じている迫田だからこその重い言葉でした。





夏目(西島秀俊)のように、捜査の情報を聞き出すためなら、家族についてのウソもいとわないのは迫田も同じと思いきや、





迫田の息子はちゃんと被害者と同じバスケ部で、その活躍記事の切り抜きを見ながら、熟年離婚した奥さんから送られた漬物を食べるシーンにはグッと来ました。





家族をないがしろにして刑事をやってきた迫田の、家族には伝えられなかった思いを深く感じさせる角野卓造の名演でした。





今回の評価は…