コレって誰なの?…「向かいのバズる家族」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマはSNSという題材をうまくドラマに組み込んで、現代に生きる人間のありようを描き出すことに成功しています。





日本テレビ  木曜23時59分
「向かいのバズる家族」第5話

主演…内田理央
脚本…マギー
演出…藤井道人




今回はSNSの持つ匿名性が、篝一家を翻弄するさまが描かれました。




あかり(内田理央)は卒業アルバムの写真をのせられてしまい、




弟の薪人(那智)まで、写真つきで紹介されてしまいます。




あかりは身近な中に流出させた人間がいるのでは?と周りの人を怪しみます。
最近入ったバイトも疑いますが、彼はなまはげチョップの純粋なファンでした。





父の篤史(木下隆行)は相変わらず担当ドラマへの批判がネット上ではなかなか鎮まらず、立ち入った情報をのせる書きこみに、投稿者は身近にもいると怪しみ出します。




また、調子づいて自らの動画チャンネルにセーラー服姿で出た母の緋奈子(高岡早紀)は、昔と変わってないな…という書きこみにギョッとします。





誰が見て、何を考え、どんな思いで書きこんでいるのか分からないSNS。




それなのに、自分は正体を明かさず、中傷や暴露が平気でできてしまう怖さ。
そんな今の世の中ではありふれたことを、改めてドラマで見せられると、確かに怖いよな~と認識を新たにさせられます。





そこにこのドラマの他の作品と違う特異性があり、強みです。





なまはげチョップのマネをする人が続出し、なまはげチョップのホンモノが誰であれもうどうでも良いって感じになってるのも皮肉な面白さでした。






今回の評価は…