イイ話みたいになってましたが…「集団左遷」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第6話を見終わってすぐの感想は、頑張った蒲田支店の行員たちが、その頑張りを評価され、リストラや左遷にならず良かった良かったと素直に思ったのですが、




いざ、記事を書こうと内容を反芻したら、あれっ?この人たちって蒲田支店の顧客のためにもって頑張ってたのに…




たった1軒の、しかも頭取からの案件のために廃店にしてしまってホントに良かったのか?
…と思ってしまいました。





TBS   日曜21時
「集団左遷」第6話

主演…福山雅治
脚本…いずみ吉紘
演出…田中健太





確かに俺たちは心意気を融資するんです!というお客さまのためを優先って、このエピソード自体は良いんですが…




この案件にしたって、随分乱暴な話でベンチャー企業を立ち上げたい若者たちと、亡き夫が遺した町工場をできれば続けたい未亡人を、同じ精密機器加工ってことで結びつけてましたけど、彼らが作りたい義足ってそこでできるのか?とかそこは全くスルーでしたし…。




行員たち一人一人の人柄や熱心さにひかれて融資を頼んだお客さまたちは、統合される羽田支店に後はおまかせで良いんですかね。




新しい職場を得てウキウキしている行員たちの姿も後から考えれば、自分が良ければ良いのかってことにもなってしまい…




私めがひねくれ者なので、そう思うんだ…とのご批判は甘んじて受けますが、そう感じた人もいた…ということです。





片岡(福山雅治)らを騙して海外逃亡をはかった三嶋(赤井英和)も、あっさり空港でつかまりましたね。





なんだかな~でしたが。
騙すのならあそこまでややこしいことしてまで片岡に肩入れしなくても良かった気がしますし…。そのへんの後フォローもありませんでした。




次回からは舞台を本部に移しての第2章。
ここまでのような駆け足でなく丁寧に展開してくれたら良いのですが…。




今回の評価は…