今回はこれまでの愛(桜井ユキ)のハナ(白石聖)へのひたむきな献身を見てきてのものだったので、見ているのが辛くなるほどのヒリヒリさでした。
NHK 土曜23時30分
「だから私は推しました」第6話
主演…桜井ユキ
脚本…森下佳子
演出…渡邉良雄
前回の記事でハナには裏の顔があるのでは?と勘ぐってしまった私めでしたが、
それが今回、予想以上にあらわになり、ハナにウソをつかれていたこと、自分はハナにとって金づるの太客でしかないことを突きつけられた愛の心の痛みは察するに余りあります。
いかがわしいバイトをしてハナのために金を稼いだのに…
サニーサイドアップがCMをやっている卵もせっせと買い占めたりしたのに…
いじめられていたという過去の告白を聞き、余計に応援する気になったのに…
過労で倒れて病院に入ってたのも、いじめられていたのもウソだと分かってしまうのです。
特にハナがいじめたために、いまだに引きこもっている友だちの母親(森口瑶子)が現れ、ハナをなじるシーンはドキっとさせられましたね。
ハナのあのおどおどして自信なさげな態度は演技だったんでしょうか?
ちょっと怖くなりました。
愛に問い詰められ逆ギレして声を荒らげるハナ。
もうファンでいられないという愛にすがりつくように手をさしのべ詫びるハナ。
愛とハナのやりとりのシーンは、息づまる緊迫感でした。
桜井ユキも白石聖もどちらも素晴らしい!
このドラマの中でも名シーンの1つだと思います。
しかし、そうなった愛はなぜ瓜田(笠原秀幸)を突き落とした(?)のか?
瓜田が遂に再登場しました。
まだまだ先が読めません。
今回の評価は…