実家に戻ったニートの満…「俺の話は長い」第7回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は其の十三「ジンライムと商店街」、其の十四「カレーライスと実家」




1話完結というより連続性のある続き物の話で、家を出て明日香(倉科カナ)のマンションに転がり込んだ満(生田斗真)が実家に戻るまでが描かれました。





日本テレビ  土曜22時
「俺の話は長い」第7回

主演…生田斗真
脚本…金子茂樹
演出…中島悟



満がどんな屁理屈をたたくかが、このドラマの見せ場の1つですが、其の十三での「ルンバと実家」論は面白かったですね。




ルンバの基地を実家にたとえる…って強引さが、いかにも満らしく、




また、滔々としゃべりたおす満に、絶妙な間で綾子(小池栄子)が反論ツッコミを入れ、光司(安田顕)が理解を示すフォローを入れ、房枝(原田美枝子)はやんわりとボケるんですね。




三者三様のキャラに合った満へのリアクションあってこそ、屁理屈も活きてくるわけで、特に小池栄子のツッコミの鋭さは惚れ惚れする間の良さです。




…で、喫茶店もやめるって話から、光司が店を継ぎたいって話になり、話は思わぬ方向へ。





イヤイヤだった会社をやめ、捨てたはずのベースも行きつけのバーに預けていることを知り、ショックを受ける綾子。




バーに行ってベースを引き取る綾子と迎えに来た光司との歩きながらの会話も良かったですね。




しみじみとした夫婦愛を感じました。
大きなベースを背負って歩く綾子に、光司への詫びの気持ちが込められてました。





其の十四は満の失恋。
明日香のために家事をしてサポートしていこうと決めたのに、




そんな結論を求めてたわけじゃないと明日香につっぱねられ、満は明日香のマンションを飛び出します。




明日香にとって都合のよい男になって欲しくないという、満に良かれと思ってわざと突き放したんでしょうね。




若い満は言葉通りに取ったんですね。
春海(清原果耶)も陸(水沢林太郎)につれなくされたようで、二人で海にドライブに行くのが微笑ましかったですね。




光司もあまりの接客の拙さに、店を継ぐのは断念しました。




房枝は房枝で家の売却見積りが安くて、売るのを撤回。
みんながみんな思い通りにならない回でした。
そんな時のカレーライスはまた格別、しみる味なんですね。





今回の評価は…