キャラを活かした会話劇の妙味…「コタキ兄弟と四苦八苦」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回も文句なく面白かった~!
全編ほぼ喫茶店内での会話のみ。
それでこんなに面白くなるとは!



コタキ兄弟(古舘寛治、滝藤賢一)と喫茶店のさっちゃん(芳根京子)のキャラを最大限に活かしての会話劇。脚本、演出、キャストが存分に力を発揮しての妙味ある回でした。




テレビ東京  金曜24時12分
「コタキ兄弟と四苦八苦」第3話

主演…古舘寛治、滝藤賢一
脚本…野木亜紀子
演出…山下敦弘



今回のレンタルおやじの依頼人はうぶな大学生の坂井(望月歩)。




よりによってコタキ兄弟に恋愛相談。
好きな子にデートに誘われて、水族館に行くA案と、自宅でDVDを見るB案のどちらが良いかという、しょ~もない相談。




ところがモテない一路とモテてきた二路は意見が割れ言い争いに…




一路の恋愛下手ぶりがどんどんバレていく面白さ。



そして、一路に共鳴してか、坂井は誘いを断って、女性と付き合わなくても幸せに生きていけると証明してみせる!と変なスイッチが入ってしまいます。



…で、それを止めたさっちゃんが最後にはモテない一路もモテる二路も無職のオヤジでどちらもろくなもんじゃないと一刀両断。




どちらか選ぶんじゃなく、どうしたら楽しく過ごせるか考えたら…とアドバイス。




芳根京子のキリッとした豹変ぶりが見事でした。
えらそうにしゃべっていた兄弟のしおれっぷりが笑えました。



前クールの「俺の話は長い」に共通するキャラを活かした会話の妙味を堪能しました。




今回の評価は…