「グリーフケア」って初めて知った…「アライブ」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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皆さんは「グリーフケア」って言葉をご存知でしたか?私めは不勉強でこのドラマの今回を見て初めて知りました。




フジテレビ  木曜22時
「アライブ~がん専門医のカルテ~」第4話

主演…松下奈緒
脚本…神田優
演出…石井祐介



冒頭に書いた「グリーフケア」ですが、「家族と死別し悲嘆の日々を送る遺族の、複雑で深刻な心の状態を理解し、寄り添うことで回復のサポートをするケア」のことだそうです。



今回は前回で若くして亡くなった匠(中村俊介)の死を受け、父親の京太郎(北大路欣也)はうつの状態になり、





それを気遣う心(松下奈緒)も、自覚がなくても心の傷は深いものがあり、患者との向き合い方がいつものようにはできない異変が起きており、




それを患者(高畑淳子)や阿久津部長(木下ほうか)に指摘され、しばらく休んで立ち直るまでが丁寧に描かれました。





今回は、中途半端に患者のエピソードをはさまず、グリーフケアについてしっかりと描いたのは英断だったと思います。




がん専門医は亡くなる患者も多いでしょうから、遺族のケアも大事なんですね。




阿久津がケアを続けている妻を亡くした男(三浦誠己)の話も印象的でした。




全体的に地味な印象のドラマになっていますが、今回のような真摯なドラマ作りは、評価したいです。
今回の評価は…