広瀬アリスの扱い方の失敗…「トップナイフ」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

別に広瀬アリスが悪いわけではないんです。
これはスタッフの問題。



天才脳外科医たちを描くドラマにおいて、広瀬アリスが演じる研修医小机の描き方を私めには間違えたとしか思えません。




日本テレビ  土曜22時
「トップナイフ~天才脳外科医の条件~」第8話

主演…天海祐希
脚本…林宏司
演出…茂山佳則



読んでないので分かりませんが、このドラマの脚本家、林宏司が書いた原作でも、小机ってこういう女性なんでしょうか?





想像ですが、広瀬アリスが演じることによって、おちゃらけたり、恋したりって要素を加味したのではないかと思うんです。




天才脳外科医たちのしのぎ合いだけでは、日本テレビ的には華がないし、辛気くさいからってことなのか…




広瀬アリスのコメディエンヌとしての良さを、引き出してあげようということなのか…





…ですが、小机は神童と呼ばれ東都大学医学部も首席で卒業しためちゃめちゃ優秀な研修医って設定のはずなんです。




番組ホームページのキャスト紹介にもちゃんと書いてありますしね。




そんなお勉強はできる小机があえて選んだのが天才の集まる脳外科医で、そこで実技ができず、自分の頭でっかちさを天才脳外科医たちと共に仕事をして思い知る…




そんなキャラクターのはずなのに、おちゃらけたり、恋したりって、ドラマの中で邪魔でしかない存在にさせられてしまった感があります。




今回ようやく、そんな感じに近い役割をやっと与えられましたが、今さらで、かえってこれまでの小机のイメージとは違うので違和感さえありました。




そもそもキャスティングミスとしか、言いようがありません。




今回はせっかく、麻痺している左手が恋人に見えてしまう患者(金田明夫)とその妻(原日出子)のエピソードにしぼって良かったのに残念です。





今回の評価は…