人を救うことで自分が救われる…「病室で念仏を唱えないでください」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

「アライブ」もそうですが、このドラマも終盤に入ってグッと良くなりました。
これだから簡単にリタイアは決められません。
見続けてきて良かったです。




TBS  金曜22時
「病室で念仏を唱えないでください」第9話

主演…伊藤英明
脚本…吉澤智子
演出…岡本伸吾




自身も、幼い頃に心臓病に苦しめられ手術をした濱田(ムロツヨシ)は、子どもたちのためのハートセンター設立が悲願でしたが、




手術した心臓外科学会の理事長(きたろう)の孫娘が亡くなってしまい、支援を受けられなくなり、投資家も手を引いてしまいます。




松本(伊藤英明)の支えで心の傷による手の震えから救われるのは感動的でした。




二人で、公園の砂場で涙ながらにパンダを作るシーンは名シーンでした。あっぱれムロツヨシです。




あと、今回で心に残ったのは、松本と宮寺(泉谷しげる)との釣り堀のシーン。




溺れて死んだ宮寺の息子であり、松本の親友を涙ながらに偲ぶ二人。
これまで素直に泣かなかったのを悔いて、宮寺が言う言葉に泣かされました。



「もっと早く一緒に泣けば良かったな。もっと早く一緒に悲しめば良かった」
「いいやつだった。大好きだった」
「ずいぶんとかかったね。もっと早く釣りに来れば良かったね」




泉谷しげるのこんな穏やかで優しい表情!
慈しみの顔とはこういうことなのでしょう。





このドラマの泉谷しげるは素晴らしいです。





今回の評価は…