まずは、最優秀主演女優賞。
冬クール
該当者なし
春クール
上野樹里
「アリスの棘」
復讐する者の覚悟や憂いをこの人ならではのナイーブさで演じてましたね。
夏クール
該当者なし
秋クール
榮倉奈々
「Nのために」
この時の共演がきっかけで、賀来賢人と結婚しました。彼女のキャリアの中でも特別な役だったことは間違いありません。
この年は全体的に低調で、最優秀主演女優賞を選べないクールが2つもありました。
2人からでは年間最優秀を選びようもありませんでした。
ですので、年間最優秀主演女優賞は…
該当者なし
…でした。
記事に私めは書いてます。
「優れた若い女優さんは沢山いるのに、武井、剛力はしばらく休ませましょう」
…まあ、そういう頃だったんですね。
続いて最優秀主演男優賞です。
冬クール
三浦春馬
「僕のいた時間」
アメリカのアカデミー賞などでも難病の主人公を演じると評価が高まったりするのは、私めはあまり好きではないんですが、
このドラマの三浦春馬は、そんなあざとさは微塵もなく、不治のALSになった青年の変化をリアルに演じてみせました。
春クール
中井貴一
「続 最後から二番目の恋」
前作に劣らず、中井貴一が軽妙にのびのびと演じていて、大いに楽しめました。小泉今日子との掛け合いは絶妙でした。
夏クール
木村拓哉
「HERO」
続編なので、今さら選ぶのもためらいましたが、やはりこの役は木村拓哉の当たり役であり、はまり役なので、評価せざるをえませんでした。
秋クール
竹野内豊
「素敵な選TAXI」
バカリズムの脚本で、飄々とタクシー運転手を演じ、コメディにも不思議と合っていることが分かりました。年齢を重ねて肩の力がいい感じに抜けましたね。
以上、4人の中で年間最優秀主演男優賞に選ばれたのは…
三浦春馬
「僕のいた時間」
いいドラマでしたね。
好き勝手に生きていた若者が、命の限りを知って、生きることと向き合い、人との関わり方が変わっていくさまが感動的でした。