まずは最優秀主演女優賞から…
各クール最優秀は…
冬クール
中谷美紀
「ゴーストライター」
売れっ子小説家の光の部分と影の部分、その両方を魅惑の演技で見せる、中谷美紀独特の演技が堪能できる作品でした。
春クール
大島優子
「ヤメゴク～ヤクザやめていただきます～」
大島優子がそれまでのイメージを壊してまで挑んだ主演ドラマでしたが、それ以降連ドラを主演してません。挑んだ意気は買える作品だったんですが…。
夏クール
該当者なし
秋クール
天海祐希
「偽装の夫婦」
それ以前、近いところではあまり作品に恵まれなかった天海祐希が久しぶりに演じがいのある役でした。
以上、3人の中から年間最優秀主演賞に選ばれたのは…
中谷美紀
「ゴーストライター」
やはりこの人はこういう俗世間とは遊離したところに身を置く役こそ真骨頂で、「JIN」の花魁に匹敵するハマり役でした。
続いて、最優秀主演男優賞。
各クールの最優秀は…
冬クール
生田斗真
「ウロボロス～この愛こそ、正義。」
原作漫画を読んでドラマ化を熱望した生田斗真が、その時は相手役は小栗旬と要望し実現した作品。その思いが伝わる熱演でした。
春クール
佐藤健
「天皇の料理番」
かなりクセがあり、独善的な主人公を愛すべき男として演じたのは佐藤健の手柄でした。
夏クール
遠藤憲一、菅田将暉
「民王」
コワモテの総理と頼りないぐうたら息子が入れ替わってしまうというおかしさを二人が実に達者に演じてくれました。
秋クール
綾野剛
「コウノドリ」
抑えた淡々とした演技で妊婦さんに寄り添う心優しき産科医を演じました。
変な髪型でピアノを弾くのが妙でしたが…
以上4人の中から年間最優秀主演男優賞に選ばれたのは…
遠藤憲一、菅田将暉
「民王」
とかく評価が低くなり勝ちなコメディをあえて選びました。
遠藤憲一っぽく演じる菅田将暉
菅田将暉っぽく演じる遠藤憲一
どちらも傑作でした。
娘と入れ替わる草刈正雄という珍品もありましたね、そう言えば(笑)