主人公をきちんと立てる作りが良い…「行列の女神」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

このドラマ、若くてまだ未熟なゆとり(黒島結菜)に散々かきまぜさせておいて、最後の最後に主人公の芹沢(鈴木京香)が見事なコンサルタントぶりを見せてさばいてみせる…




そういう仕組みになっていて、主人公のスゴさ、カリスマたるゆえんをきっちり見せてくれるのが痛快なドラマになっています。





テレビ東京  月曜22時
「行列の女神~らーめん才遊記~」第3話

主演…鈴木京香
脚本…古家和尚
演出…池澤辰也



つけめんの名店が2軒もあり、その他にもつけめんが店が多数ある激戦区に新規出店したものの、客足がさっぱりのつけめんの店が今回の依頼主。





夫婦でやっていて、夫は芹沢の会社を頼り、妻は別の会社に。どちらに頼むかコンペすることに。




自分が担当すると張り切ったゆとりは他の店に負けないよう新メニュー開発を始めます。




しかし、コンペで相手はとんこつラーメンを提案。美味しいと夫婦も誉めてくれたゆとりが作ったつけめんより、そちらが採用されます。




単にゆとりのややウザいまでの頑張りぶりを見せるだけでなく、ゆとりの母親でアンチラーメンの料理研究家の橋爪(高畑淳子)もからんできて、がぜん面白くなりました。




わざとゆとりにやらせるだけやらせる芹沢の度量と、娘の好きにさせながら気になる橋爪の複雑な思いがぶつかり、ふくらみが増しました。




今後はどんなコンサルタントが見られるか楽しみです。




黒島結菜はこういう無鉄砲な行動派の女性を演じるとピッタリですね。




今回の評価は…