若君と唯のドキドキの夜…「アシガール」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回の記事に書いたように、このドラマはやはりヒロイン唯(黒島結菜)の若君、忠清(伊藤健太郎)への一途な純愛がメインですから、





二人のからみが見どころで、この第4話は全話の中でもとりわけ盛り上がった回でした。




NHK  金曜22時
「アシガール」第4話

主演…黒島結菜
脚本…宮村優子
演出…中島由貴



何とかして、若君のそばに近づきたい唯は、出会った女形役者に綺麗に武家の娘に仕立てあげてもらい、




身分と名を偽って、まんまと若君のそばに近づくことに成功します。




実はそれは若君の嫁選びのために武家の娘が一夜を共にするというものなのですが、




そこを唯は知るよしもなく、若君に「近う、寄れ」と言われると、喜びいさんで、すぐ隣に座ります。





「……近いな」とボソッと驚く若君がちょっと面白かったですね。
戦国時代に身分が下の女性がすぐ隣に来るなんてありえませんからね。



時代をこえた純愛ゆえのおかしさが、この回は随所にあり、何とも面白いのです。




極めつけは、若君が唯に心が穏やかになる歌をと所望すると、和歌ではなく、唯が「お~牧場は緑~」と歌い出すシーン。




女性が殿方は前で大声で歌うなどありえないわけで、若君は目を白黒…





「よく茂ったものだ~ホイ!」と屈託なく歌いきる清々しい顔は何とも言えませんでしたね。





すると、唯は次の間に布団が敷かれ、枕が2つ並んでいるのを見て、そういうこととようやく悟り、うろたえます。




まだちゃんと男子と付き合ったこともないのに…とドギマギ…





様子を悟り、若君は自分だけで寝るからかまわないと言ってはくれるのですが…




今まで会ったことのないタイプの唯に興味を持ってくれたようです。
唯の奔放さがちょっと眩しかったんでしょうね。




黒島結菜のまっすぐな健気さ、伊藤健太郎の憂いも帯びた凛々しさが見事にかみあった回でした。