サクラのアメと四宮のムチ…「コウノドリ傑作選」第4回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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この回も中身の濃い、良い回でした。
詳しくは私めの記事をぜひ読んでいただければと思います。




「産後うつと無痛分娩」というサブタイトル通り、二人の母親が描かれており、それぞれの悩みや誤解からサクラ(綾野剛)たちが解き放ってあげるという内容です。




TBS  金曜22時
「コウノドリ傑作選」第4回

主演…綾野剛
脚本…坪田文
演出…山本剛義




この回を見ると、産む前も産んでからも、良かれと周りが言うことを、お母さんたちを苦しめるってことがよくわかります。




無痛分娩を控える麗子(川栄李奈)は、家族や友人にこうした方がいいと言われると、いちいちそれに忠実であろうとします。




あげくは無痛分娩も断ろうとして、サクラにたしなめられます。
そんなデタラメで麗子を危ないめにあわせるわけにはいかない…と。



出産前はいろいろナーバスになり、他人に何か言われるとそれに従いがちなんですよね。





もっと深刻なのは、産後うつになってしまう彩加(高橋メアリージュン)




キャリアウーマンで早く職場復帰をしたいと焦る彩加は、保育園を探しますがなかなか空きがありません。




そんな彩加のことを無理解な母親は、仕事するより赤ちゃんは母親が家で育てるのが一番と言うし、夫(ナオト・インティライミ)はそれに同調するし、職場の後輩も私たちに任せてゆっくり育児をしてと言うし…




別に苦しめようと思って言ってないのに、彩加を真綿で首を絞めるように、どんどん追い込み苦しめていくんです。
それが非常に印象的な回でした。




あと、前ふりで綾野剛が解説で言ってましたが、患者に対して優しく接しがちのサクラは、過去に担当患者を自殺させてしまったトラウマがあり、



四宮のように時にはあえて厳しく接することも肝要なのだということを知る回でもありました。