光の引き立て役と知る中将…「いいね!光源氏くん」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はほのぼのと癒されるファンタジーさが薄れ、見ていてキリキリと心が痛むシリアスな回でした。




NHK  土曜23時30分
「いいね!光源氏くん」第7話

主演…千葉雄大
脚本…あべ美佳
演出…小中和哉



光(千葉雄大)たちが元の世界に戻るヒントは京都にあるとフィリップ(厚切りジェイソン)に言われ、




沙織(伊藤沙莉)は光と中将(桐山漣)を連れ京都へ。二人は京都のあまりの変わりように愕然とします。



甘いものに目がなく楽しみにしていた抹茶パフェを食べ、感激のあまり、和歌を詠む二人。
(相変わらずイマイチな和歌ですが…)




老夫婦が仲良く食べている姿を見て、こちらの世界で一人の女性と添い遂げるのも良いかもしれぬ…と思ったりもするのですが…




宇治にある源氏物語ミュージアムを訪れてから雲行きが怪しくなります。




そこでは源氏物語についていろいろ解説されていて、光や中将は実際にいたた平安時代の貴族ではなく、




ある作者が書いた物語の中の人物にすぎないと知ってしまいます。




しかし、数多くの女性を広大な屋敷に住まわせ栄華を誇った光と違い、自分は光の引き立て役にすぎないと知った中将の心境は複雑で、




元の世界に戻っても主役になれないなら、このままこの時代に残っていた方が良いとすら言い出します。




自分も、美人の詩織(入山杏奈)の引き立て役でずっと来た沙織も、中将のように光に反発を感じ、



あなたの愛した女性で幸せになった人なんて一人もいないんだから…と光をなじってしまいます。



三人の間にうまれた亀裂。
さて次回は早くも最終回。
どんな結末になるんでしょうか。



今回の評価は…