思い出の連ドラ回顧シリーズ…「若者のすべて」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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90年代以降の連ドラを語る時に、この人について触れないわけにいかないのが、キムタクこと木村拓哉です。




では、彼のあまたある主演ドラマの中で私めが懐かしいな~、もう一度見たいな~と思える作品は何か?考えた末に選んだのがこの作品です。



1994年 秋ドラマ
フジテレビ  水曜21時
「若者のすべて」

主演…木村拓哉、萩原聖人
共演…武田真治、深津絵里、鈴木杏樹、大沢たかお、篠原涼子

脚本…岡田惠和
演出…中江功、木村達昭、臼井裕詞
主題歌…Mr.Children「Tomorrow never knows 」




萩原聖人と木村拓哉のW主演になっていますが、どちらかといえば萩原聖人がメインのドラマでした。




しかし、男女5人の仲間の中で、仲間の一人を植物人間にしてしまい、街を離れていたが戻ってきた、すね者は武志を演じた木村拓哉は、とりわけ輝きを放っていました。




この1年前に出演した「あすなろ白書」での
取手役で注目を集めた木村拓哉は、まさにSMAPの人気も上昇中でこのドラマに出て、有名になってやるというギラギラした向上心に溢れていたのです。




これが連ドラ初主演の萩原聖人、既に「南くんの恋人」などで主演していた武田真治と、勢いのある彼らに負けまいという競争心は必ずやあったはずです。




その緊張感がドラマ自体のピリピリした感じにもつながっていました。




毎回、ワクワクしながら、若手俳優、女優の競演を見守った記憶があります。
大沢たかおや篠原涼子が出ていたのは、すっかり忘れてました。
山口紗弥加が萩原聖人の妹役だったのは、おぼろげに覚えています。




主題歌を歌ったMr.Childrenも、まさに勢いに乗ってる頃で、この曲は名曲でしたね。




事情を抱えた若者たちのもがき苦しみながら、でも前に進んでいく姿を励ますような、心に響く曲でした。