今見てもこのドラマは面白いはずです。
2002年 春ドラマ
日本テレビ 土曜21時
「ごくせん」第1シリーズ
主演…仲間由紀恵
共演…松本潤、小栗旬、成宮寛貴、石垣佑磨、伊東美咲、宇津井健、生瀬勝久
脚本…江頭美智留、松田裕子、横田理恵
演出…佐藤東弥、大谷太郎
学園ドラマは連ドラ史上あまたありますが、生徒を演じた若手俳優からスターを多数輩出したという意味で、このドラマは屈指のドラマシリーズであったと言えます。
この第1シリーズにはメインの松本潤、小栗旬、成宮寛貴らの他にも、松山ケンイチやウエンツ瑛士、上地雄輔も出ていましたし、
第2シリーズは赤西仁、亀梨和也、速水もこみち、小池徹平、小出恵介、高良健吾、水嶋ヒロ
第3シリーズは三浦春馬、三浦翔平
ま～そうそうたるメンバーですね。
…で、やはり取り上げるなら第１シリーズですね。
これから売れて行こうという松本潤、小栗旬、成宮寛貴のギラギラした緊張感が画面からも、ピリピリと伝わり、
彼らに向き合う仲間由紀恵の男前っぶりが際立ちました。
ヤクザの家の娘が教師になるという突飛な設定が、見事にエンターテイメント化され、時代劇のような痛快な勧善懲悪にもなっていたのが人気の秘訣でした。
米倉涼子といえば「ドクターX」の大門未知子となるように、仲間由紀恵といえば「ごくせん」のヤンクミとなる当り役でした。
仲間由紀恵は「トリック」もありますけどね。
とにかく、ちょっとぶっ飛んだキャラを芝居がかってシレッと演じられるのが、仲間由紀恵の強みです。
松本潤や小栗旬には良きターニングポイントになった作品です。
二人は3年後に「花より男子」で再び共演し、人気を不動のものにします。
しかし、もう18年も前になるんですね。
月日の経つのは早いものです。