ちゃんと作られてる裏メニュー…「美食探偵 明智五郎 特別編」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前週に続き、Huluで本編放送後に配信された㊙️裏メニューをを2話分まとめての放送でした。




今回は第3話のシェフ伊藤(武田真治)と第4話のれいぞう子(仲里依紗)の裏メニューでした。





日本テレビ 日曜22時30分
「美食探偵 明智五郎 特別編」第2話

主演…中村倫也
脚本…田辺茂範
演出…伊藤彰記




最近、特にHuluにつながる日本テレビでは、スピンオフ的なものを、しっかり作ってるんですよね。




私めはそこまではフォローしていないので、今回、配信用スピンオフの「㊙️裏メニュー」を見て、こちらはこちらでちゃんと作ってるんだなと感心しました。




役者さんは本編の撮影以外にも、配信用でも撮影があって、大変なんだなと思ってしまいました。





伊藤の回は、悪質なレビューを書いた客を殺した伊藤、その犯行をギャルソンの野中(赤楚衛二)は感づいていて、





バレないようにしてくれたりしていたのに、裏切ることを恐れ、マリア(小池栄子)にそそのかされるままに毒殺してしまう…という話。




「わたし旦那をシェアしてた」で好演し注目した赤楚衛二が、シェフに心酔する一途さをスピンオフで惜しいほど好演してました。
放送されて良かったですね。





穏やかな演技で狂気を演じる武田真治の、奥行きのある演技も見ごたえがありました。





一方、れいぞう子の方は、いかに彼女が追い込まれたかを、本編では登場しなかった姑(どんぐり)との関係性で別の面から描きました。



姑がよかれと思って言ったりやったりすることが精神的に追い込んでいくのが、説得力がありました。



姑が送ってきた煮物をミキサーにかけて、ハンバーグに作り替えたのに、おふくろの味に似てきたと誉められてショックを受けるあたりの仲里依紗の鬼気迫る演技。




怪物のようなどんぐりの顔がインパクトありました。
見ごたえがあるスピンオフでしたね。