思い出の連ドラ回顧シリーズ…「コード・ブルー」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めにとって忘れがたい医療ドラマと言えば、このドラマは欠かせません。




私めは、若者たちのグループが成長していく青春ドラマも好きなジャンルなので、その要素が加味されたこのドラマは、1粒で2度美味しい(笑)ドラマだったわけです。





2008年 夏ドラマ
フジテレビ  木曜22時
「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」

主演…山下智久
共演…新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介、比嘉愛未、柳葉敏郎、りょう、勝村政信、児玉清

脚本…林宏司
演出…西浦正記、葉山浩樹
主題歌…Mr.Children「HANABI」





このドラマについてどのようなドラマか説明は不要ですよね。




「医龍」主演の坂口憲二同様に、このドラマも主演の山下智久演じる藍沢を寡黙な男にしたところが成功しましたね。




今再放送している「野ブタ。をプロデュース」のあと、「クロサギ」「プロポーズ大作戦」と主演し順調にキャリアを重ねた山下智久が、つかんだあたり役がこの藍沢でした。




それまで、「野ブタ。をプロデュース」のようにチャラチャラしゃべるキャラが多かった山下は、「クロサギ」で寡黙な役で成功し、その発展形としてこの藍沢となりました。




藍沢と認知症になった祖母(島かおり)とのエピソードは心打たれました。
私めもおばあちゃん子だったので。




医師をめざすフェローたちの群像劇でしたが、新垣結衣演じる白石と、戸田恵梨香演じる緋山の対比も良かったですよね。




自信なさげで自己主張もあまりしないのに意外とタフな白石と、押しが強く傲慢に見えて根は情にもろく弱い緋山。
新垣結衣も戸田恵梨香もはまり役でした。





私めが一番思いいれ強く見たのは浅利陽介演じる劣等生の藤川。
母親が訪ねてきた回は泣けましたね。




シリーズを重ねて、それぞれ成長していくんですが、やはり最初のシリーズが良かったです。





指導医たちとフェローたちとの関係性を描いたのも、他の医療ドラマに無い良さでしたね。





あと、事故現場での緊迫した状況でのトリアージも、このドラマならではの場面でした。