最近では「ドクターX」、さかのほるとこのドラマではないでしょうか。
質を保って第5シリーズまで数えたのはご立派でした。
2001年 夏ドラマ
フジテレビ 火曜21時
「救命病棟24時」第2シリーズ
主演…江口洋介
共演…松雪泰子、伊藤英明、須藤理彩、谷原章介、渡辺いっけい
脚本…福田靖、橋部敦子、林宏司ほか
演出…水田成英、田島大輔ほか
シリーズの中でどれがベストかというと悩ましいですが、第2シリーズを選びました。
大震災後の東京を描いた第3シリーズも良かったんですが、作品の勢いとパワーがみなぎっていたのは、第2シリーズの方が上かなと思います。
主人公進藤のキャラも確立した上に、群像劇としてメンバーも強化され、救命救急センターを舞台にしたドラマとして、1つの到達点を示しました。
救命救急という生死を分ける一刻を争う緊迫した状況を、丁寧かつリアルに描き出し、フジテレビの医療ドラマ作りのクオリティーの高さを世に知らしめた作品でもありました。
第2シリーズは、渡辺いっけい演じる医局長がくも膜下出血で倒れ、脳死になってしまうのがショッキングでした。
救命救急の医師たちの勤務の過酷さは、いまだに改善されてないのは考えさせられますね。