思い出の連ドラ回顧シリーズ…「JIN-仁」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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PART1とPART2がどちらも名作というのはなかなか無くて、映画ならどちらもアカデミー賞を取った「ゴッドファーザー」が代表例ですが、





名作が多くシリーズ作品の多い医療ドラマの中で、その最たる例はこの作品です。





医療ドラマについて書いてきた今週のトリを飾るのにふさわしい作品だと思います。





2009年 秋ドラマ
TBS  日曜21時
「JIN-仁」

主演…大沢たかお
共演…綾瀬はるか、中谷美紀、内野聖陽、武田鉄矢、小出恵介、麻生祐未

脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗、山室大輔、川嶋龍太郎
主題歌…MISIA「逢いたくていま」




医療ドラマのカテゴリーに入れるのもどうかと思いますが、やはり医療ドラマなんですよね、このドラマは。




現代の医師が、医学の発達してない幕末の江戸にタイムスリップしたらどうなるか?
これを思い付いた原作者は、素晴らしいアイデアだったと敬服します。




医療器具や薬も現代のような物が無い中での主人公の奮闘ぶりは引き込まれました、





「Dr.コトー診療所」もそうですが、このドラマも何度見ても泣けます。




ホント、キャスト、脚本、演出が三位一体で力を出しあって名作を作り上げた。
その成功例でしたね。




大沢たかおや綾瀬はるかもさることながら、中谷美紀の花魁野風や、内野聖陽の坂本龍馬、武田鉄矢の緒方洪庵、麻生祐未の橘家の奥さま





いずれも素晴らしい演技でした。
金八先生以外で武田鉄矢に泣かされることになるとは…。




医療と歴史劇とタイムスリップ、欲張った三要素が見事にからみあい、結実した傑作でした。





なかなかこのような医療ドラマは今後も生まれないでしょう。