志摩の元相棒はなぜ死んだのか?「MIU404」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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もっと終盤まで引っ張るかと思ってましたが、案外あっさりと「相棒殺し」と揶揄される志摩(星野源)の過去の真実が明かされました。





TBS  金曜22時
「MIU404」第6話

主演…綾野剛、星野源
脚本…野木亜紀子
演出…塚原あゆ子





ラストのもうひとひねりには脱帽でした。
志摩の元相棒の香坂(村上虹郎)は事故か、自殺か、他殺か…
事故は事故でも刑事らしい理由からだったという真実を急展開で見せる脚本の妙!
野木亜紀子の脚本、今回もあっぱれな出来でした。




なぜ、香坂を死なせてしまったかと、何度も何度も悔いてきた志摩の苦悩を描いたあとだけに、ちょっと救われた思いでしたし…





志摩を呪縛から解き放つべく、必死になる伊吹(綾野剛)が俺は生命線が長い!と志摩に見せるのも、二人の関係性が更に深まり、ちょっと感動的でした。




星野源も綾野剛も深みのある演技で見ごたえがありました。





このドラマは導入部でワクワクさせるのが上手くて、今回も香坂の転落死の現場に機捜として桔梗(麻生久美子)と陣馬(橋本じゅん)が現れた時は、お~~っ!そうだったのかとなりました。




陣馬と言えば、相棒の九重(岡田健史)との関係性が回を追って良くなってますよね。




今回の陣馬が九重に言う言葉が印象的でした。
「間違いも失敗も言えるようになれ。バーンって開けっぴろげによ。最初から裸だったら何だってできるよ」



若き相棒が香坂のようにならないよう、愛情深い言葉でしたね。




このドラマは次回以降へ興味をつなぐ、ラストの畳みこみも上手くて、今回の桔梗の家に盗聴器が仕掛けられ、麦(黒川智花)に迫る脅威をグッと高めてきてこちらもワクワクさせられました。




予告でチラッと菅田将暉が出てましたが、恐らくチラッと出るだけでしょう。
まだ先のはずですから。





あと、米津玄師の主題歌は何度も聞くうちにどんどん良い曲に聞こえる魔法のようなものがありますね。
このドラマの「感電」もヤバいです。




今回の評価は…