田中圭は仕事をセープした方が…「キワドい2人-K2-」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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まず大前提として、この枠は先週まで「MIU404」という機動捜査隊のバディものをやっていたのに、続けてまた所轄署刑事のバディものをやるというTBSの企画チョイスに私めは疑問でなりません。





しかも、新型コロナの影響で放送が無くなったからまだ良かったのですが、田中圭は春クールで、テレビ東京金曜20時に「らせんの迷宮」で安田顕の刑事に協力する遺伝子科学者役をやるはずだったわけで…(こちらは来春に延期)





役柄は違えど事件捜査もの連投だったわけです。
バディものというと、とかくタイプの違う二人がいがみあいながら…というパターンばかりで、最近やたらとその手のドラマが多いですね。




そう言えばテレビ朝日のスペシャルドラマ「不協和音」で田中圭は中村倫也と対照的キャラの刑事ものをやってました。





田中圭ももうちょっと仕事をセープして選んだらどうですかね。





秋ドラマもテレビ朝日土曜23時枠で、学園サスペンスに主演するようですし…
いくら何でも出すぎです…。
あえて苦言を呈しておきます。




TBS  金曜22時
「キワドい二人~池袋署刑事課神崎・黒木~」第1話

主演…山田涼介
脚本…吉田直弘
演出…山室大輔



更にこのドラマにはHey!Say!JUMPの山田涼介がTBS連ドラ初主演という大人の事情がからみます。
バディものでも「MIU404」の綾野剛、星野源のようにW主演ではないんです。




そこがまた微妙ですね。
田中圭はある意味、山田涼介の引き立て役という役割にならざるをえません。




前置きが長くなりましたが、このドラマ自体のことを書けば、バディものの既視感はプンプンながら、




脚本や演出のテンポや歯切れは良く、脇キャラも含め、キャラの描き分けもしっかりされていて、丁寧に作られた質の高いドラマだとは思います。





山田涼介の素直な生真面目さや、情のあつさといったものがきちんと引き出されてもいました。




あとは、このドラマならではの異母兄弟という設定がどう活きてくるかですね。




父親(椎名桔平)には許さないと恨み言を言いながら、神崎(山田涼介)に異母兄弟だと告げ、押しかけ同居する黒木(田中圭)の真意は何か?
気になります。




今回の評価は…